お知らせ・コラム

新型コロナウイルスの流行に伴う休業等で、事業者の皆様は大変なご苦労をされているかと思います。宮城県では5月7日から休業要請は解除されますが、人出や経済は急に元に戻るわけではないでしょうから、今しばらく辛抱の時期が続くと思われます。

持続化給付金の受付が始まりました。今年の1月から現在までで、前年の同じ月と比較して売上が半減していれば該当となります。その売上の減少を示す書類と、申告書や通帳コピー等をPDFで添付して、パソコンからすぐに申請ができます。

また、従業員の方へ休業の手当をもとの給与の6割以上支払い、雇用を維持されている事業者さんへは、雇用調整助成金が給付されます。申請直前月の売上が、前年の同月あるいはそこから申請前々月までのどこかと比較して5%以上減少していれば該当となります。従来からある雇用調整助成金は、事前に計画書を出すことが必要でしたが今はそれが事後提出でいいので、まずは助成金を申請しながら他の書類を準備できるようになりました。

融資関係では、日本政策金融公庫で新型コロナウイルス感染症特別貸付等、かなり低い金利での融資があり、条件を満たせば実質無利子となるような利子補給も受けられます。また、融資の枠としても、セイフティーネットという、本来の融資枠を超えて融資が受けられます。これも以前は売上減少等の条件がありましたが、今度のコロナ関連ではその売上減少の条件がなくなりました。民間金融機関の融資も、セーフティーネットに加え危機関連保証枠ということで借入の枠が増え、信用保証料の減免等もあります。

明けない夜は決してないので、この難局を乗り越え、皆様が本来の力を発揮してお仕事される状況に戻ることを祈っております。

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